本堂・客殿

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御本尊

御本尊は聖観世音菩薩。奈良時代の高僧 行基 の作と伝わります。
四国伊像の国から有縁により来ました。
別名、観音菩薩(かんのんぼさつ)とも呼ばれ、人々を常に観ていて救いを求める声(音)があれば瞬く間に救済する、という意味からこの名が付けられ日本でも多く信仰されました。
六観音の一つに数えられ、地獄道に迷う人々を救うとされています。

天井画

天井画

天井画「鳳凰黄龍出現之図」

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作家はお檀家様の神田正信さんです。
本堂改築を機に天井画を描いてほしいと依頼しました。
寺の天井画としては珍しい、油彩とテンペラの併用技法です。
こちらの天井画は国産杉板を使用し、大きさは縦2m、横3mになります。
平成二十二年十月から制作を始め、平成二十五年四月に完成、平成二十五年五月十八日に奉納されました。
制作期間は一年の予定でしたが、杉の板がなかなか乾かず下地の絵の具を浸透させるのにとても時間がかかり約180枚ある龍の鱗一枚の色つけに一日かかる日もあったそうです。
神田さんは「鳳凰と龍が協力してお寺を守ること、また、震災後に意識した『平和の世』への思いを込めて描きました」とおっしゃっていました。

作家プロフィール
1955年 出産の為に母親が里帰り、母の実家(埼玉県川島村(現・川島町)角泉)にて生誕。
以後、1969年まで東京(江東区)在住、その後、実家は川越市に転居。
アパレルメーカーの商品企画室でテキスタイルデザインに従事。
その後 1990年頃から作家活動。
現在(1999年~)は青森市在住。

 

画歴
2009年 熊谷守一大賞展 ( 賞候補 )
2010年~2013年 慈眼院天井画制作

 

主な個展
1996年、1997年、1998年、2000年 ギャラリー・オリーブ ( 東京 )
2002年、2003年、2004年、2005年 ギャラリー・アート・ポイント ( 東京 )
2006年 ギャラリー・オリーブアイ ( 東京 )
2009年 青木画廊 Luft ( 東京 )

 

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客殿は冷暖房完備、全て椅子席となります。
通常は40席用意されていますが、ご要望があれば増やすこともできます。
法要後にはこちらでお食事ができます。

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慈眼院で行う法事の際には、「マルイ」の懐石料理のご利用が可能です。

 

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